上竹 勇三郎

私が研究者支援職を志してから早いもので10年が経過しました。当室の専任スタッフが私一人であった開室当時には全く想像もできませんでしたが、現在、スタッフが総勢10名を超える組織となりました。これは、この10年でより一層、研究倫理への注目度が高まったことのあらわれであるといえます。また、昨今の研究倫理を取り巻く環境の変化は目まぐるしく、規制は強化される一方、現場が様々な面でそれに追いついていないのが現状です。私どもは、時代の変化を常に意識しながら、倫理委員会事務局の運営を主業務とし、研究倫理コンサルテーションを柱とした研究倫理支援サービスの提供、研究倫理関連の人材育成事業等にも取り組んでおります。
当室の第一義的な目的である医学系研究における被験者保護の役割を担うべく邁進するとともに、私どもの医学・医療の現場での活動を通じて、本領域の活性化が図られ、結果として、「社会に何らかの貢献ができれば」という志のもと、スタッフ一同業務に励んでおります。